初めての海外駐在は「90日プラン」で大きく充実度が変わるのはなぜか?
初めての海外駐在のチャンスが巡ってくると、大きな興奮と不安を感じると思います。
まだ見ぬ世界と体験が目の前に待っている。しかし、どうしたらいいか勘所が分からないし、頼れる人が周りにいない。
興奮30% 不安70%といったところでしょうか
僕も、最初の海外駐在は手探りでした。
-家族が安全に暮らせ困らないように、生活基盤を整えなければならない
-親会社から与えられたミッションを遂行するのは、自分しかいない
-現地メンバーを把握し、信頼関係を構築しなければならない
-外国人のマネジメントを、いきなりやらなければならない
-労働ビザや現地会社手続をよく分からないが、処理しなければならない
これらのタスクが待ったなしで、しかも同時に降ってくる。
日本では難しくない個々のタスクでも、常識が異なり、言語も違う海外では、大きく難易度が上がります。
初めての海外駐在は、「90日プラン」が肝です。
駐在したての3か月をきちんとプランニングして、戦略をもって過ごせれば、数年の海外駐在生活が劇的に充実するものになります。
僕のアメリカ/アジア/ヨーロッパで海外駐在4社12年の経験から、この90日プランを一緒に作るアドバイスをいたします。
アジアや英国では、自分で現地子会社を設立し、ビザ取得を自ら行いましたので、本社が担うであろう海外アドミや人事周りの経験も深いです。
下記のテーマで、体験コーチングセッション(特別価格10,000円/60分)を受けています。
・ローカルメンバーとの初回コミュニケーション
・信頼関係を深める接し方
・親会社本社とのスムーズな連携
・ビザ取得や住居探しなどの生活周りのコツ
これらのタスクを整理し、優先度をつけ、90日をどのようにすごすかのプランを作成します。
これができれば、最初に書いた心象風景は、興奮70% 不安30%と、逆になるはずです。
なぜ「90日」か。
それは、相手の視点から、皆さんがどう映るかを考えれば、よく理解できます。
赴任当初、上のタスクに振り回され、現地メンバーと直接仕事をしたり、話したりする余裕がないでしょう。最初の数週間は、現地メンバーも大目に見てくれます。しかし、数か月たってもそのままの状態だと、彼らは、「この駐在員は仲良くなれない、話しかけてほしくないんだ」というラベルを張るでしょう。
落ち着いた数か月後に、ようやく話しかけても、最初の印象を変えるには時間がかかります。また、そもそも海外コミュニケーションに慣れていない新駐在員は、その相手の数回の反応の悪さに自信がなくなり、殻に閉じこもってしまいがちです。
ローカルメンバーにどういう第一印象をもってもらうか、自己紹介のあとで、どういう風にお互いを知り、信頼関係を築けるか?
90日間で身近な人間関係が充実できれば、その後のどんな課題もきちんと向き合って話し合えますし、そうなれば困難も楽しく乗り越えられます。
さらに、数年の駐在生活の充実度や、ミッションの達成度を大きく変え、ひいてはその後のグローバル人生の可能性を大きく変えます。
「日本人だけでは回らないマーケット。メンバーがどれだけモチベーション持って働くか」
これが海外事業です。
協業やチームワークなしには成果は見込めない。さらに、ローカルメンバーが主体的に判断し行動できる組織を作るという、さらにひとつ進んだ状態を、願っているのなら、この関係作りがうまくいくかが生命線になります。
海外生活は、僕にとっては、人生を旅そのものにできるようで、とても好きな環境です。「何があるか、何に出会うか、分からない。」
皆様の海外駐在の最初の壁を飛び越える90日プランを一緒に作りましょう。
体験セッションのお申し込みは下記から
https://docs.google.com/forms/d/1auD1YkqV1htc1ceNf1qP2-qjpm8ZuMvB9t5wyU_YY1k/prefill
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